1948-06-23 第2回国会 衆議院 予算委員会 第38号 申すまでもなく、わが國の諸外國に対する信用失墜の現状は、戰爭中を最高といたしまして、終戰後漸次回復の方向に向いつつあることは、まことに喜ぶべきことだと存じますが、前途まつたく樂観を許さない状態であると信じます。この國際的に信用を失墜した日本の現状を強力に回復するにあらずんば、わが國の再建は望み薄すであると言わざるを得ないのであります。 鈴木明良